Deep Dark Waters – Primal Scream の和訳。アルバム「Come Ahead」からのセカンドシングル。イタリアの思想家フランコ・ベラルディの著作に影響を受けたこの曲は、昨今の戦争や極右の台頭について、過去から学ばない者は同じ過ちを繰り返すことを語っている。
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和訳
過去からの反響が
日々思い出させる
「奴らを通すな」と俺たちは誓った
俺は恐れる、最悪の事態が俺たちを見つけるんじゃないかと
未来は曲げられ、使い果たされる
暗黒啓蒙の中で
「声を上げた人々」
蛇の卵が割れた
海岸に打ち上げられた死体
手の届かない場所で溺れる子供たち
子供たちの泣き声を聞け
この船は進む
深く暗い海へ
すべてのシステムが故障していく
屠殺場へ向かう牛のように、俺たちは行く
屠殺場へ…
過去からの影が
未来をキャンセルする
俺たちは見たと思っていた
ヨーロッパの高級肉屋の最後を
ネズミと人間の運命
俺たちは夢遊病を再発し
自らが作り出した混乱の中へ向かう
バリケードが揺れている
今回はビジネススーツを着ていて
ヘルメットやジャックブーツは身に着けていない
木々を根こそぎ引き抜け
そして雷で地面を揺らせ
この船は進む
深く暗い海へ
すべてのシステムが故障していく
屠殺場へ向かう牛のように、俺たちは行く
屠殺場へ…
俺たちの要塞大陸
俺たちの価値観は引き裂かれ、歪められる
俺たちは爆撃し、彼らが逃げると
こっちに来るなと言う
第二次世界大戦と同じように
ユダヤ人に対して俺たちは容赦しなかった
俺たちも彼らを他人扱いして
地獄へ突き落とした
俺たちは言う「彼らをここへ迎えることはできない」
「全員送り返せ」
啓蒙はどこにあるんだ
俺たちの罪の中、彼らの罰の中に?
俺たちの要塞大陸は
盗んだ植民地の上に築かれた
俺たちのヨーロッパの混乱…
この船は進む
深く暗い海へ
すべてのシステムが故障していく
屠殺場へ向かう牛のように、俺たちは行く
屠殺場へ…
制服を着たギャングは
嵐が来ることを祈っている
ユダヤ教とキリスト教の兵士は
命令を待っている
城塞を襲撃するために
反乱軍が異教徒と戦う
お前の息子を殉教者にしろ
銃の撃ち方を教えろ
その学校かばんに爆弾を詰め込め
そしてお前の神に祈り続けろ
なぜなら神はお前の味方だから
お前の人生を犠牲にすることはできるか
空にいる老人のために
でも彼に会うために、お前は死ななければならない
この船は進む
深く暗い海へ
すべてのシステムが故障していく
屠殺場へ向かう牛のように、俺たちは行く
屠殺場へ…
歌詞