Elektrobank – The Chemical Brothers / ケミカル・ブラザーズ 和訳

Elektrobank – The Chemical Brothers / ザ・ケミカル・ブラザーズ の和訳。今年で25周年になる「Dig Your Own Hole」からのシングル曲。キース・マレイの「サイケデリック・ファ*キン」なラップ・ループが特徴的である。

MV

MVの監督はスパイク・ジョーンズ。のちにスパイク・ジョーンズの妻になるソフィア・コッポラが主演している。

Elektrobank – The Chemical Brothers 和訳

オリジナル🔗Genius

本当に、このバンドの登場が楽しみだ
この場に残ってる奴らもいるからな
あの衝撃的な感覚と一緒に俺は踊るよ それに俺は外国から来たから
だからアーヴィング、俺はこの感覚を持ち帰る… ワン、ツー、もう一回サウンドチェックを
じゃあケミカル・ブラザーズを迎えるぞ
ケミカル・ブラザーズを迎える準備はできてるか?!
よし、ケミカル・ブラザーズ
ソウルについてアイツらは知り尽くしてる だから俺が教えてやるのは
アーヴィング…
アーヴィングはケミカル・ブラザーズの登場が楽しみか?
よし、よし、いいぞ…
その通り、ケミカル・ブラザーズがもうすぐ登場だ…
ファンキーな音楽とともに…
あと2分で登場するから… もう少し待ってくれ… じゃあよく見て行け!

誰がこんなアルファとベータの合成みたいな サイケデリック・ファンクをやってんだ?
誰がこんなアルファとベータの合成みたいな サイケデリック・ファンクをやってんだ?
誰がこんなアルファとベータの合成みたいな サイケデリック・ファンクをやってんだ?
誰がこんなアルファとベータの合成みたいな サイケデリック・ファンクをやってんだ?

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注釈 / 解説

導入部分は1996年にアーヴィング・プラザ (Irving Plaza)で行われたライブの前置きとして、DJクール・ハークのMCがそのまま使われている。

そしてコーラスで繰り返される「Who is dis doin’ this synthetic type of alpha beta psychedelic funkin’?」は、キース・マレイの「This That Shit」から取られている。

オリジナルは「Who is this doin this emphatic type a disco alpha beta funkadelic fuckin emphasis, from the funk abyss」となっている。正直ちょっと意味不明だが、つまりは「ファンクとディスコをそれぞれ強調して融合させたこのサウンドを作ってる奴は誰だ?」という感じだろう。

キースはこの曲の「fuckin」の部分を「funkin」であると主張してRadio 1でのエアプレイを勝ち取ったが、もちろんそれは大嘘で、放送禁止用語がそのまま垂れ流しにされていたそうな。ケミブラのサンプルも、この部分がどちらにも聞こえるところがミソだったりする。

ちなみに、サンプルにはオデッタの「Hit Or Miss」も使われている。