Pickles from the Jar – Courtney Barnett / コートニー・バーネット 和訳

Pickles from the Jar – Courtney Barnett / コートニー・バーネット の和訳。おそらく当時交際していたジェン・クロアーとの関係性を歌った曲。月とスッポンならぬ「チョークとチーズ」ほどに噛み合わない二人の会話が続く。

MV

Pickles from the Jar – Courtney Barnett 和訳

オリジナル🔗Genius

[Verse 1]

私が「ダンス」と言えば 君は「ダーンス」と言う*1
私は「フランス」と言う 君は「フラーンス」と言う
君はアデレードの出身で 私はホバート出身
私が「ヒュー」と言えば 君は「グラント」と言う
私が「ポット」と言えば 君は「プラント」と言う*2
君はアデレードの出身で 私はホバート出身

[Hook]

もっと頑張れば ここまで正反対にはならなかったはず
まるでチョークとチーズみたい 私たちの意見は滅多に合わない

[Verse 2]

私はバカだけど 君は賢い
私たちの年齢差 15歳
君はアデレード出身 私は火星からやって来た
私が「ウー」と言えば 君は「アー」と言う
私は注意深いけど 君は傷が好き
私は瓶入りのピクルスが好き

[Hook]

もっと頑張れば ここまで正反対にはならなかったはず
まるでチョークとチーズみたい 私たちの意見は滅多に合わない

[Verse 3]

私が「ユー」と言えば 君は「アム・アイ」と言う*3
君は朝が好き 私は夜が好き
私は死ぬまで君が好き
君が「クリストファー」と言えば 私は「ウォーケン」と言う
君も私もクリストファー・ウォーケンが好き
とりあえず ひとつだけ共通点があったみたい

[Hook]

もっと頑張れば ここまで正反対にはならなかったはず
まるでチョークとチーズみたい 私たちの意見は滅多に合わない

注釈

*1 パートナーの出身地であるアデレードは南オーストラリアの州都で、他のオーストラリアの地域と違うアクセントで話す人が多い。その違いが顕著に表れるのが「a」の発音。これを「オ」に近い「ア」で「アー (/ɑː/)」と発音する。ホバートなどの地域では「エ」に近い「ア」で短く「ア (/æ/)」と発音する。

*2 コートニーの言う「ポット」は大麻の意味だが、パートナーは「ポット・プラント = 植木鉢」と勘違いしている。

*3 オーストラリアのバンド「ユー・アム・アイ (You Am I)」のこと。フロントマンのティム・ロジャースはコートニーの曲「Elevator Operator」のMVに登場している。