Wish I Was a Single Girl Again – Tia Blake / ティア・ブレイク 和訳

Wish I Was a Single Girl Again – Tia Blake / ティア・ブレイク の和訳。作者も制作年も不明の伝統的なフォークソング。おそらくcoverture (夫が妻の法的保護者になる代わりに、妻の財産はすべて夫に帰属するという法理) が残っていた時代に作られた曲だと思われる。

MV

Wish I Was a Single Girl Again – Tia Blake 和訳

オリジナル🔗Genius

わたしが独身だった頃
わたしは上等な洋服を着てた
結婚をした今は
いつもボロボロの服を着る

独身に戻れたらいいのに
独身に戻れたらいいのに

わたしが独身だった頃
わたしは上等な靴を履いてた
結婚をした今は
いつも裸足で歩く

独身に戻れたらいいのに
独身に戻れたらいいのに

わたしが独身だった頃
お店に行ってお買い物をして
結婚をした今は
ゆり籠を揺らし、泣いている

独身に戻れたらいいのに
独身に戻れたらいいのに

あなたに求婚する男性
彼にひざまずかれた時には
あのスズメから目を離さないで
木から木へと飛び移るから
私のように、独身に戻りたいと願うことはなくなるから

独身に戻れたらいいのに

Tia Blake (Christiana Elizabeth Wallman) について

クリスチアーナ・エリザベス・ウォールマンは、1952年4月13日ジョージア州コロンバスで生まれ、ノースカロライナ州で育った。1970年にファーラー・ストラウス・ジルーという出版社で半年間働き、その後パリへ移住する。そして1971年にパリで「Folksongs and Ballads」をレコーディングし、翌年にティア・ブレイクとしてリリースした。これが、生涯で唯一のアルバムである。

ただし、1976年にモントリオールで制作された彼女のオリジナル曲は、没後にリリースされた「Paris and Montreal Demos」に収録されている。また、1979年にはダニエル・ラヴォワの「Boule qui roule」でバックボーカルを務めている。

1989年にスミス大学を卒業後、フリーランスのライターとして活躍した。2015年6月17日、乳がんによりノースカロライナで逝去。GRANTAでは彼女のエッセーが2本掲載されている