Big Pussy – BROCKHAMPTON の和訳。彼らの最後のアルバムとなる「THE FAMILY」のリードシングル。解散を目前に、リーダーとしてのプレッシャーを背負うケヴィンがひとりマイクを握るトラック。
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和訳
クソ野郎!*1
クソ野郎! ここまで来てみろよ
ただのビッグ・プッシーかよ
お前ら準備はいいか?
あのさ
お前は黙っとけ
俺が負けたと言ってる奴ら、全員くたばれ
俺の心が沈んだなら、それは神風に変わる
リスペクトが俺のギャラリーを取り戻すんだ、俺は爆発するぜ
俺らに必要なものは真実だけ、そうだろ?
アルバムにも出ずに、このグループは終わりだ
俺は準備を整えて戻ってきた、キアランは俺を召喚するほかないだろ*2
嫌うのが好きだ、でも最近はスタイリッシュにやってるさ
作り上げた仲間が、俺を越える姿を見るのが好きだ
俺らの鮮やかさは、まるでフレイヴァー・フレイヴ
キリストは俺の救世主、マスター・Pみたいに権利収入を得る
説明できないけど、魔法ってそういうもんだろ
俺と一緒に進むなら、お前も全力を出せよ
この曲は、一週間も経たずに名曲になる
このショーはもう終わりなんだ、俺を苦しめるな
俺に訊くな、この悲劇と向き合うのは、俺にとっても最悪なんだよ
俺ひとりで (ひとりで、ひとりで、ひとりで)
何て? 俺の何だって?
やめろ! やめろ!
俺の話を聞けよ
おい、お前はまだ言いなりかよ、何も成し遂げてないのかよ
この曲は殺人的、この曲は破壊力抜群
レーベルは35分の音楽を要求してくる
これが本物だ、ヒューストンから来たゲイの黒人*3
やるべきことは全部やるさ
ライブでのモッシュ、まだ俺らが訴えられてなくて驚きだ
観衆は熱狂して、俺らはその興奮に乗っかる
ライブ後は、新しいファンと写真を撮る
俺はソロでやらない、完成させるには仲間が要る
緩くて、暗くて、バカな動きをしながら
待つことに疲れ切ったこの世代に、希望を注入する
こいつら全員の顔に、俺らがパンチを繰り出すわけじゃない
このクソどもが勝手に来て、嘘を吐いてりゃいい
俺の毎日のライフスタイルは荒稼ぎ
俺に口出しできる奴はいない、ジャングルみたいな場所を潜り抜けてきたから
俺の毎日のライフスタイルは荒稼ぎ
ギャンブル、密売、強盗、お前らピクリとも動くなよ
俺の毎日のライフスタイルは荒稼ぎ
ギャンブル、密売、強盗、お前らピクリとも動くなよ
脚注
*1 ジャームスの「Germicide」からのサンプル。
*2 キアランとは、メンバーであるベアフェイスの本名。
*3 ケヴィンは「黒人のゲイ」というマイノリティーの立場を語る数少ないラッパーである。自らを「faggot nigga」という差別語で呼ぶことで、テキサスという超保守的な州で育ったことを表している。
歌詞