Fermín – Almendra / アルメンドラ 和訳

Fermín – Almendra の和訳。「Almendra」のアルバムカバーには、目、涙、矢という3つのシンボルが描かれている。「矢」は「カバーに描かれた男の涙に合わせ、運命に縛られた男たちが歌う曲」を表しており、「フェルミン」はこれに該当する。

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和訳

フェルミンの手
それは捻じれ、彼自身も
捻じれる、さらに捻じれる
可哀想なフェルミン
幸せになりたかった彼は
捻じれる、さらに捻じれる

ホスピスで与えられるものは
水、太陽、パン
そして彼の名を残す鳥
彼はホスピスで死ぬことになる
だから黙ってしまう前に
鳥は海からやって来て
彼を連れて行く
海へ

フェルミン、今日君の夢は
おがくずの味がする
それは捻じれ、さらに捻じれる
今日、太陽の下の君の悲しみは
現実になりたがる
信じたくなくとも

ホスピスで与えられるものは
水、太陽、パン
そして彼の名を残す鳥
ホスピスで彼は告げられる
君はもうすぐ死ななければならないと
夜は最後の雫を滴らせる
そしてあの鳥が
彼を連れて行く

フェルミンは人生に行った*1
いつ帰るかは分からない

脚注

*1 アウトロは「マールボロは戦場に行った」というフランスの民謡曲から取られている。戦場に行った夫マールボロの帰還を待ち続ける妻が、夫の死を知らされる物語だ。ここで「フェルミンは”人生”に行った」と書き換えられており、精神疾患を抱えるフェルミンにとって、人生が戦場と同じくらい希望のないことを表している。

フェルミンは架空の人物だが、スピネッタの近所に暮らしていたダウン症のカルリートスという少年が一部モデルになっている。彼はスピネッタと遊ぶこともあったようだが、常に問題を抱えており、他の子どもたちの前で母親から罰せられることも多かった。つまり「フェルミン」は不条理を受けやすい社会的疎外者の立場を表現した曲である。

歌詞