1995 – Freddie Gibbs & The Alchemist / フレディ・ギブス & ジ・アルケミスト 和訳

1995 - Freddie Gibbs & The Alchemist 和訳 by radictionary

1995 – Freddie Gibbs & The Alchemist の和訳。2020年のコラボアルバム「Alfredo」の続編となる「Alfredo 2」からのリードシングル。このシングル「1995」も「Alfredo」に収録されている「1985」の続編となっている。

アルバムタイトルの「アルフレード」は二人の名前(Alan+Fred)を掛け合わせたもの。アルバムカバーはゴッドファーザーのロゴのような形で、もともとはフェットゥチーネ・アルフレードというパスタ料理を操る手が描かれていた。今回は舞台を東京に移し、アルバムカバーはパスタからラーメンに代わっている。付随するショートフィルムには、アメリカ人レストラン経営者として二人が東京で初のレストランをオープンするという物語が描かれている。

シングル・アルバム情報

ミュージックビデオ・オーディオ

  • ショートフィルム

和訳

[パートI]

チェック、チェック
チェック、チェック(動け、クソ野郎)
そう、そう(神の計画通りに)

これが神の計画通りだ、ほら、お前には耐えられないだろ?
俺たちは死なない、ウサギのように増殖する
中毒者のように駆け戻ってくる
俺はあいつらよりも高い道を行く、高架を走る
お前のカタログに名曲はない、タナシスみたいに笑える1
ゴッドファーザー・ケインが、この息子たちをろくでなしに変えてやったんだ
ジョセフ・ジャクソンみたいにケツをベルトで叩く2
リラックスする暇もない、そいつらをプラスチックで包む

そう(お前が始めなければ、誰も終わらせられない)
奴らが始めたけりゃそれでいい
そう
大丈夫、自分の言いたいことを言うから(俺はそれで全く構わない)
ビッチらに騙されようが、それでも俺は大丈夫
そう、そう、奴らに嫌われようが、俺はまだそこでぶちかましてやるから
(お前が始めなければ、誰も終わらせられない)

続編のために戻る必要があった、俺に並ぶ奴はいない
リッグスとマータフ、こいつは致命的3
この鷲から羽をむしり取り、料理する
その女をつかまえて裸にして
その女を元に戻した
そして追加して連れ戻した
俺はこの地区のバークスデールだ4
いや、この地区のマルロだ
ビッチ、俺の歴史に謎はないが
お前の歌詞には疑問が残る、審査待ちだ
目新しさのない、フレディのクローン集団
俺はジェリー・ジョーンズよりも多くの人間をこのフィールドに送り込んできた5
そいつに関わるな

(俺の言ってる意味はわかるか?そいつに関わるな)
そう、そう
奴らは言いたいことを言えばいい(言うことがある)
そう、そう
あいつはもうまともに歩けないらしいぜ、ビッチ
そう、そう
ビッチらに騙されようが、それでも俺は大丈夫
そう、そう
奴らに嫌われようが、俺は大丈夫だ

[パートII]

奴らに嫌われようが、俺は大丈夫だ
シーツは最高、ドゥビルは真っ白6
俺たちがマッシュポテトみたいに潰してやる、俺らは脱税者
俺のブラザー・ハンニのおかげで、アジアで150万ドル稼いだ
信じられないだろ、しがない密売人から高品質のディーラーになった
刑務所からネットフリックスへ、そう7
俺は獄中で次のショー、次の金のためにセットリストを作っていた
自殺願望があって、死のうとしてた
彼女を飛行機で連れ出したらセックストリップ、でも今度は俺の子を作ったママがぶち切れる
どうでもいい、あいつらはどうせ口だけ
あいつらは命をかけてない
2003年、俺はスピナーの箱型シボレーでハッパを売ってた
ドープボーイの証明書がある(証明書、そう)
俺はイーストサイドの犯罪組織出身で、本物のアウトローだ
お前はたかがアニメ、サグニフィセントだ、でも俺は型を破った8
彼女に金庫を開けさせたのが、唯一俺が掟を破った時
服と酒と女がなかったら、二倍は金持ちだったはず
でも俺にはドラッグと酒と女が欲しい
ルビーやアンバー・ローズをひっかけるのはやめないと、そう
俺はまだ全盛期、女たちが年老いていくのを見てきた
泣きつく肩はない、ビッチ、俺の肩は冷たい
それがお前の選んだもの、そう(お前が選んだんだ、ビッチ)

ああ(その仕事がヤバいことは知ってただろ)
フレディ・ケイン、なんであんなに冷たくするんだ?(でも、お前はそれを引き受けたんだぞ)
俺はノーと言った(奴らとビッチどもに備えとけ)
フレディ・ケイン、なんであんなに冷たくするんだ?

そう、これが神の計画だ、ビッチ、理解しろよ
俺たちは死なない、ウサギのように増殖する、お前はタナシスみたいに笑える
糖蜜みたいに濃い札束、俺はここで金を積み上げる
ビッチ、俺はお前に向かってるから、3Dメガネをかけろ
チケットマスターじゃない、パスはやらない
お前のショーの前列のチケットを買い占めて、大惨事にしてやる
正面を撃って奴らのショーをキャンセルさせてやる
お前のキャリアすべてが人質、金の電話、でもお前は出るのを恐れる
お前らは俺が返事するのを怖がってると思ってただろ
ヒップホップ警察が俺を見張る、でも俺は本気で攻撃を企む
奴らは煙を望まない、最初からその影響力が欲しいだけ
ああ、このラップビーフはくだらねえ、もう関わりたくない
こんなクソ野郎どもとは
ケイン・トレインの話題が出ないインタビューなんてやるな
このブルドッグリボルバーで奴を倒せ、スイッチもエクステンションも使わねえ
お前のボディバッグに溺死体を戻してやるぜ、お前らは死体と寝るんだ
クソ喰らえ

フレディ・ケイン、なんであんなに冷たくするんだ?

そうだ、行こうぜ(なぜ俺たち?)
戻ってきたぜ(君たち二人が最もこの仕事に適してるからだ)
弾倉に50発
なぜあんなに冷たくするんだ?
今日は君と君のパートナーに話があって来たんだ
そんな風にはいかないが
これがどういう話かってことくらい分かるだろう
これは親分からの指示だから頭に入れといてくれ
なんとかするよ

脚注

  1. タナシス・アデトクンボはプロバスケットボール選手だが、スター選手である弟のヤニスと比較された場合に評価は高くない。シャキール・オニールが司会を務める『Inside the NBA』にはNBAプレイヤーのNG集を集めた『Shaqtin’ a Fool』というコーナーがある。「Shaqtin’ a Fool」はシャキールの名前と「actin’ a fool(馬鹿げた振る舞いをする)」を掛け合わせたもの。 ↩︎
  2. ジャクソン・ファミリーの父親であるジョセフ・ジャクソンは、子どもたちのリハーサル中にベルトを持って躾をしていた。 ↩︎
  3. 映画『リーサル・ウェポン』に登場するリッグスとマータフは犯罪組織と戦う刑事のコンビ。 ↩︎
  4. エイヴォン・バークスデールとマルロ・スタンフィールドはともにテレビドラマシリーズ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』に登場する敵対組織のリーダー。 ↩︎
  5. ジェリー・ジョーンズは、NFLのダラス・カウボーイズのオーナーで、非常に影響力の高い人物。 ↩︎
  6. ドゥビルはキャデラックが販売している高級車。 ↩︎
  7. フレディは2016年に性的暴行の容疑でオーストリアで数週間拘留されていたことがある。その後映画『Down with the King』で主役を務めた。 ↩︎
  8. サグニフィセントはアニメ『ブーンドックス』に登場するラッパー。 ↩︎

歌詞