Nettles – Ethel Cain / エセル・ケイン 和訳

Nettles - Ethel Cain 和訳 by radictionary

Nettles – Ethel Cain の和訳。「Perverts」に続くアルバム「Willoughby Tucker, I’ll Always Love You」からのリードシングル。このアルバムではエセル・ケイン(というペルソナの)初恋の相手ウィロビー・タッカーとのロマンス物語を描いている。この曲は、エセルが気難しい存在であることを、棘のある「イラクサ」に喩えており、彼女を愛するには苦しむ必要があることを暗示する。

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和訳

一緒に成長しようと競争してきた1
昨日から今日、そして明日まで
でもあの工場が吹き飛んだとき
破片が飛び散り、あなたのその部分を鈍らせた
医者はあなたに、夜中までだと告げた
でも夜明けまで続かない、夜明けまでは続かない
病院の明かりがちらつく、時間はゆっくり過ぎていく
この競争は、戦う価値があったと祈ってる
テネシー通りで、バカなマネをした
それは映画のように美しくなかった
それは醜かった、彼らがわたしにしたことと同じで
わたしなら誰にもやらないようなことを、彼らはしてきた
それは確かだと、あなたは知ってる

いつも言ってくれる、心配するなと
これから一緒に過ごす時間を考えてと
わたしが自力で目覚められなくなったら
ずっと抱き締めて、わたしはあなたの半分だと思ってる

木々が低く曲がるところに、わたしを横たえて
緑が刺すところに、わたしを置いて
彼らの歌声が聞こえる
「愛することは苦しむこと」わたしはそれを信じてる
懐かしい部屋であなたと横たわるとき
あなたが言うような自分になりたいと願った
あなたは戦争に行き、わたしは行方不明になる
でもわたしは警告していた、わたしにとって、それは簡単だと

あなたが怖がる壁の絵は、あなたにそっくり
わたしは血を流したい、男の子みたいに傷つきたい2
あなたの言うことが正しいと思う、ニュースを見るのはやめよう
そのブラウンの瞳がそこまでブルーになったのは初めてだから

いつも言ってくれる、心配するなと
これから一緒に過ごす時間を考えてと
わたしが自力で目覚められなくなったら
ずっと抱き締めて、わたしはあなたの半分だと思ってる
想像して、結婚式の後を
一度か二度嘘をついて苦しむことを
二人が自力で目覚められなくなったら
ずっと抱き締めて
全部あなたのためだったと思ってる

想像してみて
タイルに咲くクチナシの中の二人を、誰が誰に対して遠慮してたかなんて関係ない3

わたしを愛すことは、苦しむこと

脚注

  1. エセルとウィロビーは互いに厳しい家庭環境・地域社会で育ったために、この環境で生き残るために競争を強いられ、それがトラウマとなっている。 ↩︎
  2. 暴力や自己破壊的な行動といった「男性的」な表現方法で苦痛を表したいということ。 ↩︎
  3. クチナシはエセルの母が好きな花で、ここでは新婚でただ愛し合う両親の姿を思い浮かべている。 ↩︎

歌詞