Of The Sorrows – For Those I Love / フォー・ゾーズ・アイ・ラヴ 和訳

Of The Sorrows - For Those I Love 和訳 by radictioanry

Of The Sorrows – For Those I Love の和訳。フォー・ゾーズ・アイ・ラヴことデイヴィッド・バルフによるセカンドアルバム「Carving The Stone」からのリードシングル。この曲では彼の故郷であるダブリンに締め出されているように感じながらも、離れるという決断をできずにいる苦悩が綴られる。曲名はアイルランド神話に登場する悲しみのディアドラ(Deirdre of the Sorrows)から取られている。

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和訳

このアイルランドの家にずっといなさい、あなたが散り散りになることのないように
昔、彼女はそう僕に言った

ここアイルランドにいなさい、あなたの胸を締め付ける鎖とともに
家賃を見つめる、あなたの目は血走る
あなたの過去は、生乾きのセメントの中で生きる
二つの素晴らしい仕事、仕事まみれの人生
でも銀行はあなたの心に傷しか残さない

ここアイルランドにいなさい、そうすればもう安息は二度とない
借金を完済するために、骨が折れるほど働く
あなたの人生は混沌の中で広がる
でもボニーローワンの木々の中に命がある
それが、僕が吸う唯一の空気にある美しさ

ここアイルランドにいなさい、あなたの悩みを歌に変えて
自分の居場所を守るためだけに破産して
僕らの過去の道徳観をすべて隠して、それを長く続けよう
僕らはラップトップ階級でいられなくなるのを恐れている

ここアイルランドにいなさい、そして灰色の日々の中で苦しもう
そのお金があなたの傷を取り去ってくれることはない
その心はまだここアイルランドにとどまりたいという
タダでは何も手に入れられないこの場所に
でもアイルランドの海の深みに美しさは見つけられる

ここアイルランドにいなさい、あなたは一生ここにいたのだから
この建設現場の中でもう一晩過ごすのに、値段は関係あるのか?
あなたの愛した人々はみんなこの近所に住んでいる
それと戦わずに離れることなんてできるのか?

ここアイルランドにいなさい、そうすれば自分の幸福を数えられるようになる
計画的陳腐化の人生に未来はない
あなたの夢の仕事は、機械に取って代わられた
でも海岸の向こうを見れば、文句は言えないはず

ここアイルランドにいなさい、空虚になっていく町に
悲しみのディアドラのように、この場所への愛によって心が引き裂かれる
借り物のセリフや時代で、明日の恐怖を覆すことはできない
そしてあなたはもう一日ここにいて、飲み込めるだけを飲み込んでいく

ここアイルランドにいなさい、モリガンの光景を見て
一晩の値段だったものが、今じゃ酒一杯の値段だ
取り残される運命、この逆さになった根は死んでいくだろう
でも僕は育ててみせる、そしてしっかり乾燥できる、次の夏まで持ちこたえよう

ここアイルランドにいなさい、そうすれば口を噤むことを覚えるだろう
あなたの労働が誰かを踏みつけることになるから
大金を稼ぐための、平和な方法はない
だからあなたの喪失をパブで飲み干しなさい
そして半笑いで話される彼らのクソ話を聞きながら歯を食いしばりなさい
ラジカル気取りの学者が、小便やクソや卑しさにまみれて
その席でウロボロスの恐怖を吐き散らす
スラム地主のイデオローグは漫画にすぎない
あいつらが動けなくなったら、自分の足を食らうあいつらを見届けよう
それで僕は笑う

海の向こうに平和はない、自由だと思える世界はない
泥棒に引き裂かれた未来の重圧に、僕はずっと閉じ込められる
息ができる唯一の場所は、ボニーローワンの木々のそばだけ
離れない、離れない、離れない
海の向こうに平和はない、自由だと思える世界はない
町全体に広がる建築現場は、瓦礫だらけだ
息ができる唯一の場所は、ボニーローワンの木々のそばだけ
離れない、離れないと、離れない
離れないと、離れないと

離れないと
離れない
離れないと
離れない
離れないと
離れない、離れない、離れない

離れないと、でもここで死にたい

歌詞