Killing In the Name – Rage Against The Machine / レイジ・アゲンスト・ザ・マシーン の和訳。ロドニー・キング事件から程なくしてリリースされたプロテストソング。「神の名のもとに(in the name of God)」とはよく言うが、「何の名のもとに」警察は殺人を犯すのだろうか。
MV
Killing In the Name – Rage Against The Machine 和訳
[Intro]
「」の名のもとに殺すのは
[Verse]
組織で働く者の中に
十字架を焼き払う奴がいる
組織で働く者の中に
十字架を焼き払う奴がいる
組織で働く者の中に
十字架を焼き払う奴がいる
組織で働く者の中に
十字架を焼き払う奴がいる
[Refrain]
「」の名のもとに殺すのは
「」の名のもとに殺すのは
[Pre-Chorus]
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
[Chorus]
死人が出ても 正当化される
あのバッジをつけてるからだ 奴らは選ばれた白人だからだ
死人が出たことを お前は正当化する
そのバッジをつけてな 奴らは選ばれた白人だからだ
死人が出ても 正当化される
あのバッジをつけてるからだ 奴らは選ばれた白人だからだ
死人が出たことを お前は正当化する
そのバッジをつけてな 奴らは選ばれた白人だからだ
[Verse]
組織で働く者の中に
十字架を焼き払う奴がいる
組織で働く者の中に
十字架を焼き払う奴がいる
組織で働く者の中に
十字架を焼き払う奴がいる
組織で働く者の中に
十字架を焼き払う奴がいる
[Refrain]
「」の名のもとに殺すのは
「」の名のもとに殺すのは
[Pre-Chorus]
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
だから奴らの言う通りにしろ
(そしてお前は支配下にいる) だから奴らの言う通りにしろ
(そしてお前は支配下にいる) だから奴らの言う通りにしろ
(そしてお前は支配下にいる) だから奴らの言う通りにしろ
(そしてお前は支配下にいる) だから奴らの言う通りにしろ
(そしてお前は支配下にいる) だから奴らの言う通りにしろ
(そしてお前は支配下にいる) だから奴らの言う通りにしろ
(そしてお前は支配下にいる) だから奴らの言う通りにしろ
[Chorus]
死人が出ても 正当化される
あのバッジをつけてるからだ 奴らは選ばれた白人だからだ
死人が出たことを お前は正当化する
そのバッジをつけてな 奴らは選ばれた白人だからだ
死人が出ても 正当化される
あのバッジをつけてるからだ 奴らは選ばれた白人だからだ
死人が出たことを お前は正当化する
そのバッジをつけてな 奴らは選ばれた白人だからだ
[Outro]
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
くたばりやがれ、お前の言いなりにはならない
糞野郎が!
“Can We All Get Along?” – ロドニー・キング事件
1991年3月3日、ロドニー・キングは強盗罪で仮釈放中だったこともあり、スピード違反で警察から停止するように指示されたにもかかわらず、逃亡した。警察は猛追して彼を車から降ろすと、4人の警官はキングに対して激しい暴行を加えた。彼の顎と鼻は砕かれ、足と腕も骨折、眼球は破裂した。
暴行の様子は、たまたま通りかかったジョージ・ホリデイによって撮影されていた。彼がその動画を地方のテレビ局に持ち込んだことで、その映像は世界で拡散されることとなった。
しかし決定的な証拠があるにもかかわらず、4人の警官は無罪となった。
この判決を受け、ロサンゼルスでは大暴動が起きた。今度は「白人」だからという理由で、黒人グループが白人に暴行を加え始めたのである。暴動の発生から3日目、ロドニー・キングはカメラの前で「Can we all just get along? (私たちが歩み寄ることはできないんですか?)」と呼び掛け、鎮静化を図った。最終的に6日間続いたこの暴動で、死者50人、負傷者2300人以上を出し、被害総額は10億ドルを超えた。
その後、キングに暴行を加えた4人の警官のうち2人が懲役2年半の有罪判決となった。
ロドニー・キング事件から約30年、ジョージ・フロイド事件が起きた。当時ニューヨーク州知事だったアンドリュー・クオモは会見で「正義であるはずの刑事司法制度が、正義を侵害している」と述べたうえで、ここ30年間で起きた警察による暴行・殺人事件を挙げた。
- 1997年8月9日… ナイトクラブで勃発した喧嘩の仲裁で出動した警官のうちの一人が、アブナー・ルイマに攻撃されたと言いがかりをつけ、ルイマを連行。警察署に向かう車の中でルイマへの暴行を始め、警察署に到着するとルイマをレイプし、手錠をつけたまま残忍な拷問を行った。彼の歯は折れ、膀胱は破裂、結腸は切断、括約筋も断裂した。
- 1999年2月4日… アマドゥ・ディアロを連続強姦犯だと勘違いした警官4人が事情聴取をした際に、ディアロがポケットに入った財布を取り出そうとした動作を発砲するものだとさらに勘違いし、ディアロに向けて41発を発射、19発の銃弾が当たって死亡した。
- 2006年11月25日… ショーン・ベルは数時間後に結婚する予定だったため、独身最後のパーティーを楽しんでいた。しかしそこには、売春の内部調査で私服警官が居合わせていた。ベルの仲間がクラブの外で男と口論になったとき、銃の存在をちらつかせたため、私服警官は銃撃を警戒して車に乗ったベルたちを追い、ベルに対して車を停めるように命じた。すると、ベルは車を急発進させて警官の車に衝突した。中の人間が「銃に手を伸ばそうとしていた」と思った警官は、ベルの車に向かって50発を発射した。ベルは亡くなったが、警官は無罪放免となった。
- 2014年7月17日… 脱税の容疑でエリック・ガーナーを逮捕しようと警官が手首をつかむと、ガーナーは警官の手を払いのけた。それに立腹した警官はガーナーを地面に突き倒し、頭を地面に押し付けた。ガーナーが気を失うまで地面に顔を押し付け、ガーナーは心臓発作を起こして死亡した。
- 2020年5月25日… 偽札を使用した嫌疑をかけられたジョージ・フロイドは、手錠をかけられ、道路でうつ伏せにさせられると、警官は彼の首を膝で押さえつけた。呼吸ができないと訴えているにもかかわらず、9分以上その体勢を続けたため、フロイドは窒息死した。
「何度同じ状況を繰り返すのか? 名前は変われど、色は変わらない。これはここ30年だけの話ではなく、数百年前から続くアメリカの差別の歴史だ」と述べた。
そして2022年…
2022年6月27日、ジェイランド・ウォーカーは交通違反で警官から車を止めるように指示されたが、これを無視。車から降りて逃走しようとした時に複数の警官に取り囲まれる。ウォーカーが銃を持っていなかったにもかかわらず、警官らは約90発を彼に向けて発砲した。ウォーカーは60発の銃弾を受けて死亡した。