Alles grau – Isolation Berlin / アイソレーション・ベルリン の和訳。灰色で冷たい世の中では、夢や希望、ひいては死への恐怖を失うことに幸せを見出す。歪んだグレーの世界で、明るいメロディーに乗せて踊る姿はまさに絶望の中の多幸感を表している。
Isolation Berlin について
アイソレーション・ベルリンは2012年ベルリンで結成されたロックバンド。「Isolation (隔たり)」という言葉の通り、フロントマンのトビアス・バンボーシュケ (Tobias Bamborschke) はベルリンに引越してきてからというもの、この地に馴染めなかった。
ある日、トビアスはパブでマックス・バウアー (Max Bauer) に出会う。マックスもまた、ベルリンで孤独を感じていた一人だった。そこから二人は打ち解け、曲作りをするようになる。その後、ディヴィッド・シュペヒト (David Specht) とジミヨン・コスタ (Simeon Cöster)をメンバーに迎え、今の体制となった。
2016年のデビューアルバム「Und aus den Wolken tropft die Zeit」はMusikexpressの年間ベストアルバムにランクインするなど、高い評価を受けた。
2019年2月に初の来日ツアーを開催している。
MV
MVはベルリン出身のアーティスト、ヤニック・リーマー (Yannick Riemer) が手掛けている。また、「Und aus den Wolken tropft die Zeit」と「Berliner Schule/Protopop」のカバーアートワークも彼が担当している。
Alles grau – Isolation Berlin 和訳
[Refrain]
すべてはグレー グレーにグレーが重なる
すべてが冷たい 何もかもが冷たい
灰は灰に変わり 塵は塵になる
すべてが煙だ すべては音と煙で この手に残らない
[Strophe 1]
狂気が僕を暖かく包む
悪魔はやって来て その腕で僕を受け止めてくれた
やっと 僕の夢はなくなったんだ
やっと 僕の希望はなくなったんだ
やっと 感情はなくなった
死ぬことはもう怖くない
[Refrain]
すべてはグレー グレーにグレーが重なる
すべてが麻痺する 何もかも感じない
灰は灰に変わり 塵は塵になる
すべてが煙だ すべては音と煙で この手に残らない
[Strophe 2]
狂気が僕を暖かく包む
悪魔はやって来て その腕で僕を受け止めてくれた
やっと 僕の夢はなくなったんだ
やっと 僕の友達はいなくなったんだ
やっと 感情はなくなった
死ぬことはもう怖くない
死ぬことはもう怖くない
死ぬことはもう怖くない
死ぬことはもう怖くない