
For the Cold Country – Black Country, New Road の和訳。アルバム「Forever Howlong」からのサードシングル。メイ・カーショーが初めてメインボーカルを務めるこの曲では、戦いに敗れた失意の騎士が人との繋がりに慰めを見出す物語が描かれている。
シングル・アルバム情報
ミュージックビデオ・オーディオ
和訳
あの凧を見て、それは舞い上がり、落ちていく
戦闘に入る、金属の鎧を纏った騎士
彼は咆哮を上げ、戦いを繰り広げ
穴に潜り込んだ、そこで彼は苦悩し、恥じ入る
自分のすべての失敗に
自分が裏切った名誉に
いま、彼は暗い洞窟の中で朽ち果てる
ひどく怯えながら
旅団はどこへ行った?
何もかも褪せていく、何が残る?
道はどこだ? 道はどこだ?
おい、誰もいないのか?
この鎧を脱ぎ捨てよう
君がここにいると約束するなら
その涙を拭いてくれ
ランタンが嘘を照らす
わたしが生きていると思っていた人生の嘘を
わたしが存在すると思っていた場所で
わたしは擁護し、非難する
でも、振り下ろすのは自分だ
この重いハンマーを
勝手に動き始めるガベル
そしてこの腕は木に変わり
根は手首に巻き付いた
凧糸はがわたしの手のひらを焼いた
君と知り合えたことが誇りだよ
コーヒーを淹れようか?
隣に座ってもいいか?
しばらく話さないかもしれないが
ただここにいたい、君と一緒にいたい
わたしは最高の騎手でも、最高の戦士でもないのだろうが
もう少し軽い存在になりたいと思う
この鉄のヘルメットを脱ぎ捨ててもいいのかもしれない
そして思い出に浸ろう
騎兵たちの頭を休ませよう
彼らのベッドを木で作ろう
木の上に
失ったものはすべて、まだ自分の中に残る
苔とともにわたしたちは標識になり
洞窟の向こうへわたしを呼ぶ
わたしは洞窟から抜け出した
盾を取って
刃を取って
銀を溶かして
君のために王冠を作ろう
そして風は止み、時計は進む
固くなったわたしの心はさらにきつく締まる
わたしは月から探し始めた
そして魚の方へ下っていく
そして潮と月には
独自の同盟が結ばれていた
わたしは自分の幽霊とともに立ち
あの凧を掴もうとした
わたしの木の手、わたしの木の心
もうすべての戦いは終わっていた、あの瞬間は過ぎ去った
それでも、絶対にここにいるはず、絶対に、しかし
そこにいるのか?
わたしが見えるか?
聞いてるのか?
ここにいてくれないのか?
雨が降っている
風は強く吹いている
雷は近づいている
稲妻が落ちる
空を駆け抜けるわたしたち
木々の上には引き裂かれた凧
太陽はもう家に帰っていた
しかしわたしたちの手は届き
固く握り合った
歌詞