Rote Beeten aus Arsen – Sophie Hunger / ソフィー・ハンガー 和訳

Rote Beeten aus Arsen – Sophie Hunger / ソフィー・ハンガー の和訳。タイトルは「ヒ素入りのビーツ」で、哲学者ハンナ・アーレントの「悪の陳腐さ」という概念を独自に解釈した曲である。

MV

Rote Beeten aus Arsen – Sophie Hunger 和訳

オリジナル🔗Genius

ドイツの女性 あなたはいつだって正確
自分の檻の大きさを測るときも
ドイツの女性 あなたは自分に正直
それで魂を食い殺されたとしても

ドイツの女性 私はブルーになる
私の目を あなたから覗き込まれると
ドイツの女性 もう降参すればいいじゃない
見せてあげるわ 永遠に続くものを

あなたは走って行った とても速く
すべてを置き去って
でもあなたは私にしがみつく 溺れているかのように

私が見た白いシャツ
それはあなたの夫のもの
あなたは彼を裏切ったのね
私に見せて 彼のすべての部屋を

あなたが作るスープ
ヒ素入りのビーツ*1
悪は陳腐*2
偶然なんかじゃない

あなたは堂々と行進して
すべてを徴収する
でもあなたは私にしがみつく 凍死するかのように

あなたは私を傷つける
とても深く
この瞬間のためだけに


注釈

*1 「Rote Beeten」は「ビーツ」と呼ばれる食用の赤い野菜のこと。ドイツでは「Rote Bete」と呼ぶ方が一般的だが、スイスでは「Randen」と呼ばれているため、それを知らないスイス人が「Rote Beeten」と言うことが多い。

*2 ハンナ・アーレントは1963年に雑誌『ザ・ニューヨーカー』に『エルサレムのアイヒマン (Eichmann in Jerusalem. Ein Bericht von der Banalität des Bösen)』 という、ナチスドイツ戦犯であるアドルフ・アイヒマンの裁判の傍聴記録を連載していた。そこで「悪の陳腐さ (Banalität des Bösen)」という考えを提唱した。