
The Jamie Oliver Petrol Station – CMAT の和訳。アルバム「EURO-COUNTRY」からのサードシングル。「ジェイミー・オリヴァーのガソリンスタンド」という曲名は、セレブリティーシェフのジェイミー・オリヴァーが手掛ける惣菜チェーンを指しており、これはイギリスのガソリンスタンドで広く展開されている。ジェイミー・オリヴァーへのディストラックではあるものの、理不尽な嫌悪感を抱くことの不毛さに気づく自戒の歌でもある。
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和訳
ジェイミー・オリヴァーのガソリンスタンドで
デリを頼みたいけど、ああ!あいつは嫌い
あの男の顔なんかポスターに載せるべきじゃない
怒りと悲しみしか湧かないから
その時、ニューヨークのスカイラインを浮かべた
アメリカから見るウエストコーク
自分が間違ってたかなと思い始める
でも、説明させて、わたしは間違ってない
何もかもが醜く見える
クレジットが切れた折りたたみケータイとか
でも美しいものも思い出す
12月末のブランチャーズタウンとか
じゃあ、嫌な人間にならないで
あの人には子どももいるのに
こんなこと言われたくないでしょ
うーん、たいていのリスナーには伝わらないだろうけど
もう少し言葉を絞って説明させて
テネシーにあるフィングラスみたいな場所を想像する1
あるべきものと、そうでないものを混ぜ合わせてみる
喫煙場所、心配する視線
彼女は本当にヤバい、あれは演技じゃない
わたしはいつも何かを逃してる
社交用カルポール剤をオーバードーズして
出会いを求めて必死になってる
それを説明してくれる、普通の優しい人と
彼らが息を止めてしまったら、こんなこと忘れてしまうのに
いまは怒り狂って時間を潰してる
そう、怒り狂って時間を潰してる
そしてそう、あなた自身が良い人間じゃない
このマントラを学んでおいて、それは
じゃあ、嫌な人間にならないで
あの人には子どももいるのに
こんなこと言われたくないでしょ
まだうまく説明できてない
もう一回、もう一回やらせて
それは手に入れられない恐怖
喜びの扉を
会話の扉を
あなたが描く車で
町に来てみれば
恋しかった人々に会う
ダブリンでは死んでしまった人々に
わたしが履いてるジーンズはとても高価
これはただの反射じゃない、反射じゃない
ラトアスのシネイド、空のシネイド2
わたしがいつか出会うシネイド
そしてまた解き放たれるという、自由の恐怖
また17歳の気分で、シーツを洗う
言ったことも覚えてないような嘘で
全部混ぜ合わせてしまった、そう、サボテンは冷たい
じゃあ、嫌な人間にならないで
あの人には子どももいるのに
こんなこと言われたくないでしょ
キアラ、嫌な人間にならないで
あの人には子どももいるのに
こんなこと言われたくないでしょ
ジェイミー・オリヴァーのガソリンスタンドで
デリを頼みたいけど、ああ!あいつは嫌い
あの男の顔はポスターに載せるべきじゃない
怒りと悲しみしか湧かないから
脚注
- フィングラスは、彼女の出身地であるアイルランド・ダブリンにある町。ここでは故郷とアメリカのファンタジーが入り混じった風景を浮かべている。 ↩︎
- 「Sinéad(シネイド)」はシーマットの母親の名前。 ↩︎
歌詞