Über den Wolken – Reinhard Mey / ラインハルト・マイ の和訳。飛行機を眺める心情を描写した、ドイツの有名なフォークソング。1974年に書かれたこの曲は、市民の自由への憧れを象徴する政治的なメッセージを持つ。
Wie vor Jahr und Tag (1974) 収録曲
- Was kann schöner sein auf Erden, als Politiker zu werden
- Susann
- Ich bin Klempner von Beruf
- Zwei Hühner auf dem Weg nach Vorgestern
- Der alte Bär ist tot und sein Käfig leer
- Mein Testament
- Wie vor Jahr und Tag
- Über den Wolken
- Es gibt keine Maikäfer mehr
- Wie ein Baum, den man fällt
- Aber deine Ruhe findest du trotz alledem nicht mehr
- Die Zeit des Gauklers ist vorbei
MV
Über den Wolken – Reinhard Mey 和訳
北東風、滑走路03
そのエンジン音は、ここまで聞こえてくる
それは矢のように過ぎ去り
耳の中で鳴り響く
そして濡れたアスファルトは揺れ
ベールのように雨を舞い散らせる
離陸し、飛び立つまで
太陽に向かって
雲の上は
自由が無限に広がるはずだ
すべての恐怖、すべての心配は
その下で見えなくなると言う
すると
僕らにとって偉大で重要に見えたものは
突然に無意味で卑小になった
僕はずっと見ている
それが雲を登るところを
次第にその光が
雨の灰色に消えていくまで
僕の目はすでに
その小さな点を見失った
しかし遠くから聞こえる
単調なエンジン音
雲の上は
自由が無限に広がるはずだ
すべての恐怖、すべての心配は
その下で見えなくなると言う
すると
僕らにとって偉大で重要に見えたものは
突然に無意味で卑小になった
それからすべてが静かになり、僕は去る
僕のジャケットに浸透する雨
誰かがコーヒーを作ってる
航空隊兵舎で
水溜まりにはガソリンが浮いている
それは虹のように輝き
そこに雲が映る
僕も一緒に飛び立ちたい
雲の上は
自由が無限に広がるはずだ
すべての恐怖、すべての心配は
その下で見えなくなると言う
すると
僕らにとって偉大で重要に見えたものは
突然に無意味で卑小になった