Nobody Knows You When You’re Down And Out – Scrapper Blackwell / スクラッパー・ブラックウェル の和訳。狂騒の20年代という超大量消費時代、特に禁酒法を利用して儲けた人々の希薄な人間関係を嘆いた曲。もともと1923年にジミー・コックスが書いた曲で、1929年のベッシー・スミスのバージョンで広まったが、これがリリースされた数週間後にウォール街大暴落が発生した。
Mr. Scrapper’s Blues (2019) 収録曲
- Goin Where The Monon Crosses The Yellow Dog
- Nobody Knows You When You’re Down And Out
- ‘A’ Blues
- Little Girl Blues
- George Street Blues
- Blues Before Sunrise
- Little Boy Blue
- “E” Blues
- Shady Lane
- Penal Farm Blues
- Blue ‘n Whistling
- Soft Blues
- Sally-In-The-Alley Blues
- No Good Woman Blues
- Back Step Blues
- Blues Before Sunrise [1960 Version]
- “E” Blues [1960 Version]
- How Long Blues
- Leaving You Blues
MV
Nobody Knows You When You’re Down And Out – Scrapper Blackwell 和訳
かつては億万長者の生活を送ってた
好きなだけ金を使って
友達を連れて遊び回って
密造された蒸留酒、シャンパン、ワインを買ってたんだ
でも俺は捕まった、地に落ちてしまった
無一文になって、行く場所もなくなった
これが真実だ、そう、疑う余地もない
落ちぶれたお前は、誰にも求められない
落ちぶれたお前は、誰にも求められない
この前、家賃を求めて男のもとに向かったら
男はこう言うんだ、もう金は使い切ったと
でもせめて、いくらかは貰えるように掛け合った
俺にできるのはそれくらい
ああ、ほんの少しの小銭ですら、誰も恵んでくれようともしない
俺には心配が尽きなくなった
これが真実だ、そう、疑う余地もない
落ちぶれたお前は、誰にも求められない
落ちぶれたお前は、誰にも求められない
ああ、もしもまた金が入るようになったなら
硬貨に刻まれた鷲が笑ってくれるまで、握りしめよう
小さな家一軒で満足しよう
落ちぶれた俺は、誰にも見向きもされない
ああ、また新しい日を迎えて
俺らしくトラブルを作り出すよ
だから真実を教えよう、そう、疑う余地もない
落ちぶれた俺は、誰にも見向きもされない
落ちぶれた俺は、誰にも見向きもされない