Break in the Action – CZARFACE & MF DOOM / ザーフェイス & MFドゥーム 和訳

Break in the Action – CZARFACE & MF DOOM の和訳。「Czarface Meets Metal Face」に続く2枚目のコラボアルバム「Super What?」。コロナの影響により、ドゥーム没後初のリリースとなった作品。

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和訳

生き残った魂、ドゥームはずる賢い
ドライブは止めない、奴らは処女膜みたいなプッシー
運転中、奴らを後ろに座らせない方がいい
ラップをすれば、悪口だと思われるから
銃は服の下に隠しておかないと
神に感謝しないと、お前はドラッグで線を引くタイプじゃないし
誰も相手にならない、なのにずっとスパイするのはなぜだ?
何がしたい? 何も見つけられず、嘘をついて
ボスたちが買収してるわりに、世界を敵に回して
汚いゲームだ、忙しくさせて、本当に疲れる
極めつきは、被害者を演じてバイオリンを演じる奴ら
嫉妬の色を滴らせる、アイルランドよりも緑色に
ライオンの巣窟よりも意地の悪いヘビたちに囲まれたんだ
お前はしゃべり過ぎ、いつ、なぜかも忘れたよ
お前に罪悪感を抱かせたこと、またジェダイに心を操られたかな*1
ポテチとハイネケンと一緒に、お前はクソでも喰らっとけ

アクション — 俺たちが中断した続きから
ブレイク — 俺たちが中断した続きから
アクション — 俺たちが中断した続きから
反逆者、ヴィラン、反逆者、それは — CZAR

世間ではCZARがASMRみたいだと言われる
コールド・クラッシュをリピート、今じゃカスバをロックする*2
バックにつくエソテリックは、ブラックアダムみたいな破壊神
奴らを倒すため、前後へ高速に動く
お前に価値はない、だから返事ももらえないさ
俺らは目を光らせて、コブラ会みたいに蹴りを入れてやろう*3
俺らのクルーがリードするのさ
リモートでもお前のことは気にしてない、ズーム会議してようが
正直、このラッパーたちはくだらない
俳優たちはハリウッド外国人映画記者に感謝しないと
ザーフェイス、俺たちは生意気なガキを殴り倒す
未開封のビデオみたいに、テープを剥がして取り出してヤッちまえ
見取り図みたいに、殴って展開してやれ
トム・ヨークのバンドみたいに、オプティミスティックをプレイするのは飽きた*4
お前は神秘性を失う、ファン4人のために4chanでリークしたから
お前のオーラは消えたんだ、ポートランドじゃないが

アクション — 俺たちが中断した続きから
ブレイク — 俺たちが中断した続きから
アクション — 俺たちが中断した続きから
挑戦したことだけは認めてやるよ

俺の姓はラニスター、王殺しと呼んでくれ*5
こんなにヤバい奴は、カリームがレイカーズでプレイして以来だ*6
愛を感じる? だろ、それがヘイターの夢だからな
俺は赤道を滑る、最後に目撃された場所はジャマイカ
ガール・デム・シュガーみたいな風貌で
このルード・ボーイをインスペクターと呼んでくれ*7
そいつらにプレッシャーを与えて、マジでガスをなくしてくれ、これはテスラへの言葉
ドレッサーの一番上の引き出しに鎮痛剤があるぞ
仲間と共に戻ってきた、ボージャック・ホースマン
その虚勢の結果、代償を払うことになる
高額になるさ、ノードストロームで買い物するくらいに
デックは睡眠障害、よくブラックアウトする
真の王の俺に挨拶しろよ、お前はどうなんだよ、キング?
ジャネイがグルーヴ・サングを出した頃から、俺はずっと変わらない
また気分が変わって、お前の女に手を出すのさ
ザーフェイス、ウータン、MFドゥーム、それがギャング

そう、それは、結局
それは全部、カット云々

脚注

*1 スターウォーズに登場するジェダイのこと、そして7Lとエソテリックが度々コラボしているジェダイ・マインド・トリックスのレファレンスでもある。

*2 コールド・クラッシュ・ブラザーズはヒップホップのパイオニアである。また、ザ・クラッシュの「Rock the Casbah」は、イランでロック音楽が禁止されていた時代に書かれた曲で、「カスバ(城塞)」を動かせの意味で使われている。

*3 『コブラ会』は『ベスト・キッド』の続編のアメリカのテレビシリーズで、空手を通して成長する少年の物語。

*4 レディオヘッドの「Optimistic」のこと。「楽観的」の意。

*5 『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場するジェイミー・ラニスターのこと。狂王を殺したために「王殺し」と呼ばれるようになった。

*6 元プロバスケットボール選手のカリーム・アブドゥル=ジャバーのこと。1975年から1989年までロサンゼルス・レイカーズに所属していた。

*7 ジャマイカ出身のアーティストであるビー二・マンの「Girls Dem Sugar」と、イーク・ア・マウスの「Rude Boy Jamaican」のレファレンス。

歌詞