About Time – Cate Le Bon / ケイト・ル・ボン 和訳

7枚目のアルバム「Michelangelo Dying」からのシングル。このアルバムでは、人生、愛、人間の繋がりとは何かという本質を探るが、そこにあるのは啓示でも結論でも理由でもなく、ただ反復と混沌があると記されている。そしてこの曲では、期待と抵抗と後悔、そしてその循環が描かれている。 … 続きを読むAbout Time – Cate Le Bon / ケイト・ル・ボン 和訳

I Wish I Didn’t Waste Your Time – Thundercat / サンダーキャット 和訳

2年ぶりの新曲となるシングル。グレッグ・カースティンがプロデュースするこの曲は、破綻した恋愛関係を嘆く失恋ソングとなっている。また、カップリング曲の「Children of the Baked Potato」はレミ・ウルフとのコラボソングとなっている … 続きを読むI Wish I Didn’t Waste Your Time – Thundercat / サンダーキャット 和訳

Townies – Wednesday / ウェンズデイ 和訳

6枚目のアルバム「Bleeds」からの曲。この曲は性的な噂話を広げられてしまった10代の女の子のストーリーが描かており、これはカーリー自身と彼女の友達の経験に基づいて書かれているという。ミュージックビデオは、MJレンダーマンの「Wristwatch」を手掛けたランス・バングスが監督を務めている。 … 続きを読むTownies – Wednesday / ウェンズデイ 和訳

Dan’s Love Song – Agriculture / アグリカルチャー 和訳

セカンドアルバム「The Spiritual Sound」からのシングル。このアルバムは、共同ボーカリストでソングライターであるダン・マイヤーとリア・デヴィンソンの、二人のビジョンが融合した作品となっている。「ダンのラブソング」というこの曲は、未来の子どもに向けてのラブソングで、彼らがまだ存在しない時点であっても、彼らを形づくるものはすでに存在しているという永遠の繋がりを描いている。 … 続きを読むDan’s Love Song – Agriculture / アグリカルチャー 和訳

Woodeneye – Cardiacs / カーディアックス 和訳

ファイナルアルバムとなる「LSD」からのシングル。このアルバムはもともと2008年にリリース予定だったが、フロントマンのティム・スミスが心臓発作に起因するジストニアを発症したために延期された。2020年にティムが亡くなった後も、兄でバンドメンバーであるジム・スミスが制作を進め、新たなメンバーとともに17年の歳月を経て完成させた。アルバムタイトルが示唆するように、この曲はおそらくドラッグの影響による酩酊状態を描いている。 … 続きを読むWoodeneye – Cardiacs / カーディアックス 和訳

Life’s Work – Hannah Frances / ハンナ・フランシス 和訳

アルバム「Nested in Tangles」からのシングル。グリズリー・ベアのダニエル・ロッセンとトロンボーン奏者のアンディ・クローセンをフィーチャーしたこの曲では、劣悪な家庭環境で育ったトラウマについて綴られている。 … 続きを読むLife’s Work – Hannah Frances / ハンナ・フランシス 和訳

Inept Apollo – Nation of Language / ネイション・オブ・ランゲージ 和訳

アルバム「Dance Called Memory」からのシングル。この曲は、「出来損ないのアポロ(アポロン・芸術の神)」という曲名からも読み取れるように、悲しみへの対処法として創作に打ち込むものの、自分の芸術の価値に疑念を抱いてしまう(インポスター症候群)という、創作活動の二面性について綴られている。 … 続きを読むInept Apollo – Nation of Language / ネイション・オブ・ランゲージ 和訳

Drag – Yumi Zouma / ユミ・ゾウマ 和訳

5枚目のアルバム「No Love Lost to Kindness」からのシングル。この曲は精神的な重圧(drag)の中で押しつぶされそうになりながら、仮面を被って生きていくことを綴ったダークなインディーポップソング。ミュージックビデオは『ボーン・アイデンティティー』といった2000年前後のアクション映画へのオマージュとなっている。 … 続きを読むDrag – Yumi Zouma / ユミ・ゾウマ 和訳

Salsa Verde – Psychedelic Porn Crumpets / サイケデリック・ポーン・クランペッツ 和訳

アルバム「Pogo Rodeo」からのセカンドシングル。曲名の「サルサヴェルデ(緑のソース)」が何を指しているかはよくわからないが、歌詞中にフランス語やイタリア語を使ってみたり、ビートルズの「カム・トゥゲザー」のナンセンスな歌詞を入れてみたりと、意味ありげな言葉が継ぎ接ぎされ、混沌が生み出されている。 … 続きを読むSalsa Verde – Psychedelic Porn Crumpets / サイケデリック・ポーン・クランペッツ 和訳

Psychosis Is Just a Number – Guerilla Toss / ゲリラ・トス 和訳

アルバム「You’re Weird Now」からのシングル。この曲は混沌の中で存在することの恐怖を歌ったもので、サウンドとしてはポストパンクバンドのパイロンに、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」のビデオに登場するチアリーダーが加わり、さらにジェームス・チャンス・アンド・ザ・コントーションズの影響を受けているとのこと。 … 続きを読むPsychosis Is Just a Number – Guerilla Toss / ゲリラ・トス 和訳