Du Riechst So Gut – Rammstein / ラムシュタイン 和訳

Du Riechst So Gut – Rammstein / ラムシュタイン の和訳。パトリック・ジュースキントの『香水 ある人殺しの物語』を基にした曲。ニルヴァーナの「Scentless Apprentice」とは少し切り口が違い、香りに執着するあまりに少女を追いかけ続ける狂気が描かれる。

MV

  • 95年版(監督を雇う予算がなかったため、マネージャーがシネイド・オコナーの「Nothing Compares to U」をイメージして撮ったらしい)
  • 98年版(「Du Hast」や「Engel」などのMVを担当した、フィリップ・シュテルツェルが手掛けたもの)

Du Riechst So Gut – Rammstein 和訳

オリジナル🔗Genius

[Strophe 1]

狂気
それは狭い橋に過ぎない
その岸は、理性と衝動だ
君の後について、俺は登っていく
心を乱す、太陽の光
盲目の子は、這い進む
母の香りを嗅ぎつけて

[Strophe 2]

君を見つけた
足跡は新しい、橋の上には
君の汗と、温かい血が滴る
君の姿は見えないが
君の香りだけで、君を感じられる
捕食者は、飢えで叫び出す
君の香りがするんだ、何キロも離れた先に

[Refrain]

君はすごく良い香りだ、すごく良い香りだ、君について行くよ
君はすごく良い香りだ、君を見つけた
すごく良い人だと思って、君の後について、俺は登っていく
君はすごく良い香りだ、そして君をつかまえたんだ

[Strophe 2]

やっと君をつかまえた
暗くなるまで待つよ
そしてその濡れた肌に触れるんだ
誰にも言わないで
ほら、橋が燃えてるだろ
叫ぶのはやめて、抵抗はやめて
さもないと、それは粉々になるから

[Refrain]

君はすごく良い香りだ、すごく良い香りだ、君について行くよ
君はすごく良い香りだ、君を見つけた
すごく良い人だと思って、君の後について、俺は登っていく
君はすごく良い香りだ、そして君をつかまえたんだ

[Refrain]

君はすごく良い香りだ、すごく良い香り、君について行くよ
君はすごく良い香りだ、君を見つけた
すごく良い人だと思って、君に触れた
君はすごく良い香りだ、そして君をつかまえた

[Outro]

君はすごく良い香りだ、すごく良い香りだ、君について行くよ

香水 ある人殺しの物語 / Das Parfum – Die Geschichte eines Mörders

  • あらすじ

グルヌイユは生まれてすぐ、母親に捨てられた。母親は嬰児殺しの罪で処刑され、彼は孤児となる。孤児院で生活するうちに彼は図抜けた嗅覚を有することが判明するが、その特異な能力により周囲からは気味悪がられた。その後、皮なめし職人のもとに売り飛ばされ、過酷な労働を課せられながらもパリを出歩く自由を手に入れる。パリを散策していたある日、彼は今までに嗅いだことのない「至高の芳香」を感じ取る。それは処女の体臭であった。その香りを堪能するために彼女を殺害、香水調合師になってからもグルヌイユは「その香り」を求め続ける。