Beach Life-In-Death – Car Seat Headrest / カー・シート・ヘッドレスト 和訳

Beach Life-In-Death – Car Seat Headrest / カー・シート・ヘッドレスト の和訳。2011年にリリースされた曲のリワーク版。報われない愛、カミングアウトの難しさ、単調で不毛な日々を記した複雑かつ壮大なインディーロック。

MV

Beach Life-In-Death – Car Seat Headrest 和訳

昨晩、僕はハーパーズ・フェリーまで車を飛ばして、君のことを考えた
道路の標識は停止を警告していて
速度上限は10マイルずつ減っていく
僕らが町の半ばまで来た時
駅ではもう雨が降りそうだった
僕らは駅で頭にフードを被って
僕らは川へ石を投げた
線路の下にある川へ

そして電車が来た時、それは大きく、力強かった
それがこの小さな駅に入った時
僕は腕を回したかったけど
車掌は僕を変な目で見た
だから僕らは別れを言い、立ち去った
モノポリーはまだ後部座席にあるのに
その悪夢を左折し、町を出て
また減速させ続ける速度制限に出くわした

どうすればいい? (朝食を食べて)
どうすればいい? (昼食を食べて)
どうすればいい? (夕食を食べて)
どうすればいい? (ベッドで寝て)
どこへ行けばいい? (店に行って)
どこへ行けばいい? (求人に応募して)
どこへ行けばいい? (友達の家に行って)
どこへ行けばいい? (ベッドで寝て)

「ビーチ・デス」を書いた時、君は誰かに取られてると思った
「ビーチ・フューネラル」を書いた時、君は誰かに取られてた
「ビーチ・ファグズ」を書いた時、まあ、これは君のことじゃない
そうなってたかもしれない、いや、そんなわけない
オーシャン・シティで一週間を過ごした
そして戻ると、君がいなくなったことを知った
イリノイで一週間を過ごした
そして戻ると、君はやっぱり居なかった

友達にカミングアウトした時、酔っぱらったフリをした
友達にカミングアウトなんてしてない
僕らはスカイプ上だったから
笑って、話題を変えた
彼女は言った「この犬のモチーフって何なの?」
僕は言った「犬に対して思うことがあるわけ?」*1

僕は完全に魂を失う
僕は人間であることができない
僕は人間であることができない
僕は制御不能に生きる

それは対鬱と呼ぶべきだ
僕の友達が言ってたみたいに
なぜなら君を傷つけるのは悲しみじゃなく
それに対する脳の反応に過ぎないから

非現実を愛すには十分じゃない
不可能から僕を切り離すことはできない
僕のために重力を止めてほしい
この魂は自然の法則から逃げたがってる
カットシーンが欲しい
君の顔から僕の顔までのカットが欲しい
僕はカットが欲しい、僕が欲しいのは
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統合失調症になりたくない

昨晩、夢で彼が君を殺そうとしてた
起き上がって、僕は君を殺そうとした
出会ってから一年
僕らはボーイフレンドなのかな

何かいい犯罪はあるかな
時間を潰すために
もう試せるドラッグがなくなってきた

僕らは人間が嫌いだと言った
僕らは人間になりたかった
僕らは人間が嫌いだと言った
僕らは人間になりたかった

もっと食料を買って、食べられて
もっと食料を買って、食べられて
もっと食料を買って、食べられて

夜のショッピングモールで
懐中電灯を持って君は一人で戻ってきた*2
それは新しくないものの始まり (逆に)
それは僕の好きなシーン
それが何を意味するかはわからない
でも僕には何か意味があった

そしてもうすぐ、君が見つける好青年は
矯正中のサタン主義者*3
大文字の「O」をつけた、大切なパートナー
そして彼を家に連れて、お母さんに紹介しよう
「お母さん、僕の兄弟だよ」

僕らは人間が嫌いだと言った
僕らは人間になりたかった
僕らは人間が嫌いだと言った
僕らは人間になりたかった

もっと食料を買って、食べられて
もっと食料を買って、食べられて
もっと食料を買って、食べられて
君が愛する人によって
彼らの唇が君に寄せられる時
彼らの笑顔を内側から感じられるよ

昨晩、夢で彼が君を殺そうとしてた
起き上がって、僕は君を殺そうとした

君は耳を立てる
君が耳を立てれば、僕も耳を立てる
君は周りを見渡す
それは僕を探すためであってほしい
君のソナーシステムを、僕のために使っていてほしい

古代の人々は、それが来ることを知ってた
彼らに警告しようとしてたんだ
子どもたちに語った物語の中で
でも朝になればそんなの頭から飛んで行った
彼らは言った、セックスは怖いものだと
でも子どもたちは聞く耳を持たず
そして子どもたちはすべてを切り離した
キスと歌うこと以外

彼らがやっと家を見つける時は
ウォルト・ディズニーのスタジオ内だ
そしてみんな成長する
基礎の心理的スキーマは侵されながら、でも、ただ
海にはまだまだ魚が残ってる
ビジネススーツを着た魚がたくさん
しゃべって、人間の足で歩いて
医者に行って、及び腰になって

お願い、君のカルトに入らせてよ
僕の顔を君の色に塗るから
君はすごく良い顔をしてた
僕は早くに死んだ

海は君の墓に押し寄せる*4
海は君の墓を押し開ける
海は君の墓に押し寄せる
海は君の墓を押し開ける
海は君の墓に押し寄せる
海は君の墓を押し開ける
(君の顔は?君の体は?)
海は君の墓に押し寄せる
海は君の墓を押し開ける
(僕らはビビッて何もできやしない!)
海は君の墓に押し寄せる
海は君の墓を押し開ける
海は君の墓に押し寄せる
海は君の墓を押し開ける
(僕らはビビッて何もできやしない!)

注釈

*1 カミングアウトから話を逸らしたつもりが、この返答によってケモナーであることをカミングアウトしてしまっている。続く「人間であることができない」も、ケモナーであること、社会から排除された存在であることを物語っている。

*2 クロウ・シラーズという漫画のエピソード20のレファレンス

*3 ラメジンという漫画に登場するマヤというキャラクターのレファレンス

*4 自分の感情を完全に葬ることはできないの意。

歌詞 / Original Lyrics