Charlotte Sometimes – The Cure / ザ・キュアー 和訳

Charlotte SometimesThe Cure の和訳。ペネロピ・ファーマーの『Charlotte Sometimes (ある朝、シャーロットは…)』という児童小説からインスパイアされた曲。この物語ではシャーロットという女の子が毎晩眠る時、クレアという別の女の子の人生と入れ替わるため、主人公は「時々シャーロット」なのである。

シングル・アルバム情報

Paris (1993) 収録曲

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和訳

すべての顔が、すべての声がぼやけ
一つの顔に変わり、一つの声に変わる
寝る準備をしよう
光は眩しく、白い壁に輝く
時々シャーロットのすべての音
時々シャーロットととの夜へ

毎晩、彼女は一人ベッドに横たわる
(時々シャーロットは何かがおかしい)
彼女の目は暗闇へと大きく開き、街並みはとても奇妙に見えた
それらがとても遠くに見えた、しかしシャーロットは泣かなかった

無表情なゲームをする、人々がとても近くに見えた
人々がとても近くに見えた、別の多くの名前

時々夢を見る、周りが全員踊っている場所の
時々夢を見る、時々シャーロット
時々夢を見る
無表情のトランス状態、時々夢を見る

多くの別の名前
時々夢を見る、音はすべて変わらない
時々夢を見る
彼女はその曇った目を、別の世界へ開けたいと願う
こっちにおいで、怯えるプリンセス、時々シャーロット

あの荒れ果てた道で、また沈む太陽を見よう
彼女の顔に涙が流れ落ちる
彼女はその女の子のことで泣いていた
何年も前に死んだ女の子*1

時々、周りが全員踊っている場所の夢を見る
時々、夢を見る
時々シャーロット
時々夢を見る、音はすべて変わらない
時々夢を見る
そこには別の多くの名前がある
時々夢を見る、時々夢を見る

時々シャーロット、彼女は自分のことで泣く*2
時々シャーロットは、自分の周りに壁がある夢を見る
しかしそれはいつも愛だ、たくさんの愛だ
それはあらゆるものに見える
時々シャーロット以外の、それはとても遠い
ガラスは密閉されて美しい、時々シャーロット

脚注

*1 シャーロットはクレアという女の子の人生と入れ替わるが、このクレアは何十年も前にシャーロットが通っている学校と同じ学校に通っていた女の子。そして現在に戻ったシャーロットは、クレアが疫病で亡くなったことを知り、涙を流す。

*2 シャーロットでありクレアでもある彼女は、自分が何者か分からなくなり、アイデンティティの危機を迎える。

歌詞