Bukowski – Modest Mouse / モデスト・マウス 和訳

Bukowski – Modest Mouse の和訳。タイトルは無神論者として知られる作家チャールズ・ブコウスキーから取られている。ブコウスキーのように神の教えの矛盾に辟易しつつも、彼と同じ惨めで堕落した人生を歩むことが本当に良いのかを自問している。

シングル・アルバム情報

ミュージックビデオ・オーディオ

和訳

今朝起き上がって思った
夜が来るたびにだんだんと
ブコウスキーに近づいていくようだ
そして、そう、彼は良い本を書くが
でも神よ、一体誰が
誰があんなクソ野郎になりたいんだ?
神よ、一体誰が
誰があんなクソ野郎になりたいんだ?

そして、俺たちは川縁に座った
群衆は叫ぶ「その肝臓を犠牲にしろ!」*1
もし神が命を奪うなら、神は返却される前提で与えたんだろう
だから教えてくれよ、お前が言うことは絶対ないけど
一体誰が
一体誰があんな支配欲の塊になりたいんだ?
本当に、一体誰が
一体誰があんな支配欲の塊になりたいんだ?

まあ、見たいものを見ればいい
すべてが見えるだろう
まあ、俺から欲しいものを奪えばいい
すべてお前に値するよ
10回中9回
俺たちの心臓はただ溶ける
だから、俺はもっとマシな場所が欲しい
それかもっとマシな落ち方を
でも10回中1回
すべてが完璧に行くんだ
だから、俺はもっとマシな場所が欲しい
それかもっとマシな落ち方を
じゃあ行こうか

もし神が陸と病を支配して
そして俺を注意深く見守るのなら
もし神がそれほどまでに全能であるなら
じゃあ、俺の問題は見えないことだ
だって、一体誰が
一体誰があんな支配欲の塊になりたいんだ?
本当に、一体誰が
一体誰があんな支配欲の塊になりたいんだ?

邪悪なホームステレオ*2
お前はどんな良い曲を知ってる?
邪悪な俺、ああ、俺は知ってるよ
お前はどんな良いカーブを投げられる?

まあ、あのアイシングやケーキもすべてだけど
俺はお前の結婚式に行けなかった
でも絶対、お前のお通夜には間に合うようにするよ
お前はその日、同じことをしゃべって、しゃべって、しゃべって
要点に達する時は
まだ俺が起きてることを確認してくれ

俺がベッドに行っても、わからない
結局、なぜ日に日に
ブコウスキーに近づいていくんだろう
もちろん、彼は良い本を書く
でも神よ、一体誰が
誰があんなクソ野郎になりたいんだ?

脚注

*1 ブコウスキーは大量飲酒によって肝臓がスイカほどのサイズになったので、文字通り肝臓を犠牲にした人だ。「indian giver」は侮辱的なフレーズで、プレゼントをあげるけれども返してもらう、または同等の見返りを求める人のことを言う。神は命を与えるが、いつでも命を奪える立場にある。

*2 おそらくブコウスキーの「A Radio With Guts」への言及。酒に酔ったブコウスキーは窓から何度もラジオを投げたが、このラジオはずっと動き続けていた。そして「カーブ」に関しては予想を覆すことの意味だと思われる。この曲が「ブコウスキー」というタイトルでありながら、宗教観をテーマにしていることなど。

歌詞